久しぶりに、回った〜!!

今日は、先生がいなかったので、アシストの先生が、伝言形式のお稽古。
見てくれて、アドバイスがないので、まるで自主練。
自分の事は自分で感じていないと、とてももったいない時間になる。
全員が、言われている事を黙々とお稽古していた。

ピルエットは、1回転から始まって、2回転、3回転、4回転と数を増やしていく。
数が増えると、自分で何回回っているかもわからなくなるし、
首も付けられず、軸だけがそこにある感じで回っている。
そして、練習すればするほど、ぐちゃぐちゃになっていく。
回る事にとらわれすぎて、軸が無くなるから。

そして、左回り。
昔は、左回りの方が軸があったのに、どこに行っちゃったんだろう?
左のピルエットは、3回転になると自分の存在を見失う感じがした。
床が押せない。軸が無くなるのは同じなんだけど、右とは違う理由で崩れる。

シェネは、1で踏み込んで3回転を、続けて4回。
やっぱり、首が付かない。根性だけで端まで行くと言う感じ。

久しぶりの回りものは、ちょっと考えさせられた。
回りものって練習していないと、軸があっても、顔がつけられないと言う事になる。
これは、今までと感じていた出来ない理由とは違って、一歩進んだような気がする。
軸の無くなり方も、今までと違って、回りながら無くなるから、
初めから軸を探していたり、一か八か回ってみないとわからない、
と言う状況では無くなった。
自分で5番で立った軸を、タンジュして4番プリエ、パッセになるまで、
感じられるようになってきた。

あれも、これも、それも、と考える事がいっぱいだった、ちょっと前。
背中、お腹、脇、軸、アンディオール、アムス・・・
色々考えていた事が、身体作りが進むと、
考えなくても良くなるのだと言うことがわかった。
そんな中で、自分の弱点を克服していけばいい。