熱く語る先生の言葉が、とても気持ちよかった。

筋肉を集めていても、縮めてはいない。
バレエは、筋肉を伸ばして踊るの。
それを聞いて、自分の筋肉がどうなっているか、
ちゃんとわからないとダメだな〜って思ったの。

で、思った事。
「う〜ん〜〜」って伸びをした時に、感じる気持ちよさ。
これが、たとえばグラグラした台の上とかで出来るだろうか?
まずは、きちんと立ってないと出来ないし、何も始まりはしないんだと、1番で立ってないのに、5番が出来るはずがないんだと言うのもよくわかる。

そこの所を基本に、自分がどんな状態かわからなければいけないし、さわって確認する事も大切だけど、さわらなくても、さわられなくてもどんな風になっているか、感じ取れなければいけないと思った。

ある意味、自己暗示というものでの、背中引き上げ、股関節にすきま、アンディオール、と言う感覚。

ほんの数ミリの移動かもしれないけど、もっと伸びるよ、と言われてから伸びるのではなく、自分の限界点をいつも感じていないと、もっと出来るのになぜやらないんだとなってしまう。

そして、前腿に力が入る事を、きちんと自覚していないと、脚は美しく上げられない。
伸ばしているはずなのに、力技になってたりする。
このままでいいはずはない。
それをどうすれば、前腿に力が入らなくなるか、自分でわかっていないと、結局どうどう巡りで、いつまで経っても綺麗にならない。
力が無意識のうちに入ってしまう事を、克服しないとダメなんだわ。

それから、自分がどんな状態になってるか、感じている事と、それが他人に見える事と、違ってもいけない。
やってるつもりだろうけど、出来てない。
それが、ビデオや、写真を見てがっくりする部分なんだけど、もっともっと自分研究が必要だなって思った。