バーレッスンとセンターレッスンの
大きな違いはセンターでは
お客さんがいる設定がある事。

プリマ先生に習い始めの頃
みんなは本番の為の小細工の練習をしている。
練習にそれは必要ない。
それは最後の手段。
最後の手段を練習してどうするの!
と、基礎が全くなってなかったから
他の踊りの癖満載だった。

振り付けではこう言うのありますが
普段のお稽古ではやりません。
と、何度も言われた。
今振り付けの練習をしてても
その昔の小細工の最後の手段の癖が出る。

違う違う。
今の私たちに
そんな小細工はいらない。

跳んで見せようとか
出来てるっぽく見せようとかの飾りは
最小限でいいんだと思う。

結局出来る事しか出来ない。

歪んでも脚を上げたら出来て見える?
崩れても沢山回ったらすごい?
何がなんでも跳んだ方がカッコイイ?

本番チャレンジで
それ、やっていいのは
子どもだけだわ。

やっと高さじゃなく大人のラインで
ものが見えるようになった。
それはアンディオールが
わかってきて
アラベスクの謎が解けて来たから。

バレエの身体になっていたら
どこに脚を出そうがバレエに見えるから。

バレエの形にして踊らなくても
その形になろうとしなくても
バレエの法則で動けるから。

アンディオールは偉大。