舞台が終わり、
いつも思う事がある。

本番って言うものは、
ハプニングがつきもので、
思いがけない事が起こる。

今回も、結構いろいろな事が、
反省会で暴露された。
本番が始まるまで、
先生は、あらゆる事に神経を使っている。
本当に、たくさんの人の力で舞台は作られている。

リハーサル、ゲネプロと、げきが飛ぶ。
本番直前まで、最前をつくそうとしているのが伝わる。

そして、本番が終わってからの反省会。
見に来てくれた、お客様から感想を聞いてくるのが、主な目的なのだけど、
個人的に、何かが起きていた事もわかる。
えー!そんな事が起きていたの?
と、びっくりする事もある。
演出や、照明の事だったりする事もある。
大きな失敗も当然ある。

でも終わった後、絶対に、ダンサーを叱らない。
たとえば、ダンサーが力不足であっても、みんなが踊れなかった責任は先生にある、とまで言う。
力を引き出せなかった先生が悪いと、言ってくれる。
悔やまれる失敗も、すべてをひっくるめて、受け入れている。

なので、どんな失敗をしようとも、私達は新しいスタート地点に立つ事ができる。
次に向かって進んで行ける。
前向きに進んでいる先生に、愚痴やいい訳が必要ないのもよくわかる。

どんな事が起きても、時間は流れている。