娘が、『ママ、友達がクッキーを作りに来るから教えてね』と言うわけで、大騒ぎ。
何が大騒ぎかって言うと、箸が転んでもおかしい年頃と言いますから、
キッチンでず〜っと転げ回って、笑っていましたわ。
学校もさぞや楽しかろうと思います。

作り方を書いた【ドロシーままキッチン】のクッキーのレシピを渡して、
カウンター越しに、『バターと砂糖をふわふわのクリーム状に混ぜるの〜』
なんて、見ないで声だけで、説明していたら、
『ママ〜どうしよう、卵を混ぜたら卵焼き作るみたいになっちゃった〜』
『ちゃんとふわふわになるまで混ぜた?』
『だって〜、バター硬いんだもん』
『卵少しずつ混ぜた?』
『だって〜、これ以上混ざらないんだもん、どうしたらいい?』
『粉混ぜて、冷蔵庫に入れたらなんとかなるわよ』(なんとかなるから不思議だ)

そして、第1弾終了。

『30分、寝かせてる間何する?』
『ね〜ママー、もう一回作っていい?』

そして、第2弾、第3弾と続くのだけど、
見てない所で、声だけ聞いていたら、これまたすごくて、
『粉、なんか足り無くない?』『足りないから足していい?』
『このくらい?』カシャカシャ(粉ふるいの音)『このくらい?』カシャカシャ
砂糖も足した方がいいんじゃない?

レシピ通りの分量は、バターと卵だけになっている風。

『砂糖が溶けて無くて、じゃりじゃりする〜』かと思えば、
型抜きまで待てなくて、(冷蔵庫で固めないと、柔らかい生地なので、抜きにくいの)
『ママ〜手で作っていい?』
『すご〜い芸術家だ〜』『天才だ〜』
なんて、にぎやかな楽しい笑い声を聞きながらの一日でした。

出来上がりはまあ、それなりに・・・
3回作ったので、全部違う味が楽しめました。

こうして楽しく作ったクッキー作りが、いい思い出になって(味はともかく)
楽しくお料理出来る人になってもらいたいな〜って、思ってます。
今度、うどん作ろうよ。って言ったんだけど、笑うばっかりで、返事はなかった。

そして、ただいま〜と帰ってきた、息子の一言。
『今日の晩ご飯はクッキーなの?』